今年の元旦に起きた能登半島での地震を受けて、
「自分の住んでいる家🏠は大丈夫かな…?🤔」
とご心配になった方も多いのではないでしょうか…。
今回は、住宅の耐震性をお話しする際に頻出するキーワードである
「耐震基準」と「耐震等級」の違いについてお話しいたします。
ふたつとも似たような言葉ですが、全然違う意味があるんですよ!
耐震基準…建築基準法で定められている住宅を建てる際の基準。= 必ず守るべきもの = 耐震等級1
耐震等級…住宅の品質確保等に関する法律(品確法)で定められている耐震性の判断基準。= 耐震等級1~3まであります。
このように、ふたつの言葉は、根拠になる法律が異なるんですよ!
建築基準法の確認申請でOKをもらえる耐震は耐震等級1ですが
これは、数十年に一度発生する地震(震度5程度)は住宅が損傷しない程度です。
これから家づくりをされる皆様は、是非とも耐震等級3をご検討ください。
日の間に震度7の地震が2回観測された2016年の熊本地震では、建築物に甚大な被害が発生しましたが
耐震等級3の木造建築物の倒壊数はゼロ。建築基準法レベルの木造住宅はわずかながらも倒壊や大破がありました。
能登地震ついてはまだ調査が進んでいないようですが、耐震等級3は命を守る基準となるようです。
今後も、家づくりをされる皆様へ参考になる情報を発信していきます。
引き続き是非ご覧ください💕